札幌から車で60分、千歳から30分に位置する由仁町は、心安らぐのどかな風景が魅力です。町名はアイヌ語の「ユウンニ」が由来で、「温泉があるところ」という意味があります。
その名のとおり「ユンニの湯」は町民はもちろん、たくさんの観光客が訪れる温泉。コーヒー色のお湯は、お肌がすべすべになる「美人の湯」として評判です。また、週替わりで楽しめるハーブ湯もあります。地元の農産物を使った料理やデザートも人気で、宿泊と日帰りのどちらでも利用できます。
「ゆにガーデン」は、14のテーマごとに四季折々の花が楽しめる日本最大級の英国式ガーデンです。オープンと同時に咲きはじめるクロッカス、チューリップなど春の花からはじまり、初夏には102万本のリナリアが咲き誇ります。また、ローズガーデンでは香り豊かなバラが秋まで楽しめ、色鮮やかな花たちとゆったりと流れる時間が心を癒してくれます。園内には、ハーブ見本園、レストランや売店、由仁産野菜やハーブ花苗の直売所などがあり、のんびりと過ごす休日におすすめのスポットです。
図書館兼郷土資料館「ゆめっく館」は、由仁町の生涯学習発信基地。日本最古のマンモスの臼歯とオオツノシカの化石が発見されたことから、実物大のマンモスとオオツノシカの模型を展示しています。そのほか、化石展示、古代学習コーナー、昔の生活資料などがあり、家族連れで立ち寄りたい施設です。
また、ヒナタフーズの「おかめ納豆」の工場見学も人気です。約30分の見学は納豆のお土産付きで喜ばれています。
馬追丘陵が広がる由仁町は、自然の恵みが詰まった食べ物が豊富です。原木しいたけ、ハーブ、ほおづき、お米、紫アスパラなどさまざまな特産品があります。観光客やドライブ途中に人気なのが「牛小屋」の「まぜまぜアイス」で、休日には長い行列ができます。