山は青く、水は清い、豊かな自然に包まれた沼田町。町名は、1894年に18戸を伴って沼田町に移住した開祖・沼田喜三郎が由来となっています。
清らかな水に恵まれた沼田町は、ホタルが見られるまちとして有名です。毎年夏には、ゆったりと舞いながら美しく発光するホタルを観察することができ、7月上旬から「ほたる祭り」が開催されます。「ほたるの里」には、「ほたる学習館」「ほろしん温泉」などの施設のほか、オートキャンプ場やパークゴルフ場もあり、自然を満喫しながらゆったりと楽しめる空間です。
8月下旬に開催される「夜高あんどん祭り」は、北海道三大あんどん祭りのひとつ。日暮れとともに、大小数十基のあんどんに明かりが灯され、威勢のいいかけ声とともにまちを練り歩きます。クライマックスは、迫力満点の大あんどんのぶつけあい。夏の終わりを豪快に彩る夜に、まちは一気に盛り上がります。
沼田町は環境に対する意識が高く、5000トンの雪を貯蔵し、夏のイベントや冷房装置に活用しています。雪中シイタケや雪中ジャガイモは、沼田町でしか食べることができない特産品。また、艶・粘り・甘みが好評なお米、有機完熟のトマトジュースなども人気です。