かつては馬追原野と呼ばれた長沼町。北海道でも有数の米どころとして知られ、のどかな田園風景が広がるまちです。
町名の由来は、開拓前にあった河跡湖(三日月湖)。アイヌ語で「タンネ・ト」と呼ばれ、「細長き沼」という意味から長沼という地名が生まれました。
「樹海ロード」とも呼ばれる国道274号線を車で走ると、長沼町にさしかかるあたりから水田や牧場などが広がります。道の駅「マオイの丘公園」は、そんなドライブ途中にぜひ立ち寄りたいスポット。センターハウス「美夕」はサイロのようなレンガづくりの建物で、吹き抜けのロビーと石狩平野を一望できる展望台を備えています。明るく開放的な空間には、リアルタイムで峠の気象情報を映し出す4面マルチビジョンや、ワンタッチで地元・全国の特産品、イベント、観光情報を引き出すことのできるコンピュータタッチパネルが用意されています。特に人気なのが農作物の直売で、休日になるとたくさんの人でにぎわいます。
「ながぬま温泉」も人気スポットのひとつ。オートキャンプ場やパークゴルフ場、テニスコートなどが隣接しているため、スポーツを楽しんだあとに大小浴場、サウナ、露天風呂でさらに心地よい汗を流せます。
「北長沼水郷公園」は、旧夕張川の河跡湖を利用した自然公園です。ピクニック気分が楽しめるほか、パークゴルフ場やサイクリングコースが整備され、釣りやカヌーなどの水辺のレクリエーションを楽しむこともできます。
長沼町の特産品は、なんといっても「長沼ジンギスカン」をはじめとする味付けジンギスカン。全国にたくさんのファンがいます。