遠別町は、日本の稲作の北限地。およそ80%が森林地帯で、海、山、川の自然に恵まれた美しい景観の町です。町名は、アイヌ語の「ウイェペッ(相話する川)」が転化したものです。
日本海オロロンラインの中継点にある道の駅「富士見」は、日本海に浮かぶ利尻富士を眺められる絶好のロケーション。とんがり屋根が目印のレストラン「とんがりかん」や直売所のほか、隣接する「富士見ヶ丘公園」にはキャンプ場やバーベキューハウス、フィールドアスレチック、パークゴルフ場があり、大自然を感じながら楽しい時間を過ごすことができます。
また、海沿いの平原に数万本のエゾカンゾウが群生する「金浦原生花園」も見どころのひとつ。毎年6月になるといっせいに花開き、まるで黄色い絨毯を敷きつめたような光景が広がります。エゾカンゾウには「憂いを忘れる草」という意味があり、まさに心配ごとなど吹き飛んでしまいそうなほど素晴らしい眺めです。
水辺の心地良さを満喫するなら「河川公園」がおすすめ。遠別川と日本海が出合う河口を利用して作られた公園は憩いのスポットとして人気で、公園のシンボル「風と夕日のモニュメント」から望む夕陽の美しさは芸術的です。
遠別町の特産品には、良質なもち米や、メロン、ホウレンソウ、アスパラガスなどの農産物、又、酪農も盛んで良質な生乳は北海道産の乳製品の原料となっています。