2012.7.18
18日、内閣府で中川正春防災担当相に対し、病院船(災害時多目的船)の導入推進を求める要請書を、道本部が推進してきた署名とともに手渡しました。道本部の横山信一代表代行(参院議員)や道議、市議、党員の代表の皆さまとともに出席しました。
病院船は大規模な災害が起きた際、被災現場の沖合に移動し、負傷者の治療などを迅速に行う船舶。すでに米国などは保有しており、災害時で成果を挙げています。席上、私の方から、2011年度第3次補正予算で病院船の調査費が計上されたことなどで、導入への期待が高まっているとして「病院船の早期導入をお願いしたい」と要望。横山氏は「病院船が必要といわれながら、今まで実現していない。緊急に設置すべきだ」と訴えました。このほか、申し入れでは(1)民間船舶の活用を含めた幅広い観点からの検討(2)太平洋と日本海両側で迅速な救援活動をするため、函館港を病院船の母港にすること― を求めました。中川防災担当相は、病院船の導入へ努力し、知恵を絞っていくと応じました。