2012.2.10
10日、野田佳彦首相と全閣僚が出席しての2012年度予算案の基本的質疑で質問に立ちました。
再生可能エネルギーの導入を促す観点から「北海道の風力発電はポテンシャル(潜在能力)が高いが、装置を増やしても送電網につなげることが十分ではない」と指摘。併せて、他地域からの電力を融通するための地域間連系線の強化も求めました。
枝野幸男経済産業相は送電網の整備について「一定の政策手段を取る必要があり、具体的な制度設計を指示した」と答弁。
また、私からは。北海道で自前の石炭を活用し、発電の環境負荷を抑えている発電所があることに言及。こうした技術を今後の発電に生かすとともに、海外移転も進める重要性を訴えました。
さらに、民主党政権が「農業農村整備事業」の予算を大幅に削減している事態に懸念を示し、「(野田首相は)『美しい農村を守る』とは言えないのではないか」と糾弾しました。