7月31日、羽幌町・天売島に渡り、地元町議の寺沢孝毅氏と共に地域の方々と懇談をし、様々な要望やご意見を頂きました。
離島が抱える共通の課題である医療や福祉・教育のことはもとより、漁業や観光などの基幹産業の振興など多岐にわたりました。
今回の訪問で頂いたこれらの地域課題を、今後の政策に反映できるよう尽力して参る所存です。
当日は天候にも恵まれ、海も穏やかで、高速船でわずか一時間の船旅は爽快でした。また、この日は前日から2日間にわたる「ウニ祭り」が開催され、道内外から多くの観光客で島は大賑わい、町長や祭りの関係者の皆さんは大忙し。
そうした中で、今回の島への訪問のもう一つの目的は、絶滅危惧種オロロン鳥や世界最大のウトウの繁殖地である天売島の環境視察でした。
環境省の保護官の説明では、デコイと呼ばれる鳥模型の設置など地道な取り組みを積み重ねて来た結果、非常に喜ばしい状態にあるとのこと。実はこれらの成果の陰には、寺沢議員のひたむきな思いと活動があります。海鳥の生息に適した環境の改善には、天売島に居住し、自然写真家としても活躍する傍ら、長年にわたり島の環境保護や情報収集に努めて来た、寺沢議員の努力の賜です。
今後、更なる海鳥の生息状況の嬉しいニュースに期待が寄せられますが、私もこうした環境保護のお手伝いをさせて頂きたく、寺沢議員と連携を強化して参ります。