2014.5.21
5月21日、衆議院農林水産委員会で、豚流行性下痢(PED)対策や食品の衛生管理手法である「HACCP」(ハサップ)の認証などに関して質問しました。
昨年10月に発生し全国的に感染が広がっているPEDについて、「いまだに侵入経路や感染ルートの解明が進んでいない」と指摘し、生産現場への侵入・まん延防止対策として車両消毒対策の充実や、需要に応じたワクチン供給体制の構築などを支援するよう求めました。
これに対し江藤拓農水副大臣は、ワクチンに関して平年の6倍に当たる供給可能数量を確保しているものの、必要以上にストックしている農家もあり、「指導していきたい」との認識を示しました。
さらに欧州連合(EU)への輸出を目指すEU・HACCAPの認証について、保健所での手続きに加え、大日本水産会が検査機関となって水産庁が認証を認める、いわゆる対米HACCPのような制度にすべきと訴えました。