2012.9.10
9月10、11の両日、北海道羽幌町の天売・焼尻島を訪問。道立天売診療所を訪れ、立石秀郎医師から離島医療の実情を聞き、意見を交換させていただきました。
同診療所は、昨年11月から常勤医が不在となっていましたが、今年7月から立石医師が赴任。島民からは「医師がいなかった時の不安から解放された」など、安どの声が上がっています。
立石医師は「新しい臨床研修制度の導入により、医者が都会に集中して地域の医師不足を招いているのが現状」とした上で、「この診療所でできる限りの処置ができるよう、機器の導入などを求めていきたい」と話していただきました。
離島過疎地の医師不足問題の解決には総合的な対策を打つ必要があることから、自治体と医療機関の連携がスムーズにいくよう後押ししてまいります。