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猟友会と課題を探る 砂川市

2012年04月11日

2012.3.31
3/31(土)道内各地でエゾシカによる農林業被害が深刻化していることを受け、砂川市で北海道猟友会砂川支部(山下豊支部長)のメンバーと意見交換するとともに、猟友会が抱える課題などについての要望を受けました。
2010年度のエゾシカによる農林業被害額は過去最高の59億4400万円に上るなど、被害の拡大は深刻化している。
そのため北海道森林管理局は、今年より3月中旬から4月中旬を「エゾシカ一斉駆除促進期間」と位置づけ、地元市町村や猟友会との連携を図り対策を進めている。
こうした中、農林業被害の減少、生態系の保全をめざす上で猟友会の役割は大きいが、課題も少なくない。
山下支部長は「会員増加と体制強化が必要だが、狩猟免許を更新する際などの規制が厳しいため会員が減り、高齢化も進んでいる。」との事。
そのほか「シカとの交通事故が後を絶たない。公道に近寄りにくくする対策を」「撃ったシカを適切に処理できる場所や施設がほしい」といった要望がありました。
私は「鳥獣を撃った後にいかに適切に処理をするかなど重要な課題が多い。生肉の有効活用も含めて対策を講じていきたい。」と答えました。
この問題は農林業への打撃は深刻です。各関係機関の連携の強化、処理施設の確保などの対策を訴えてまいります。
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