26日、衆院第1議員会館で全国農業会議所(太田豊秋会長)の西川泰弘和歌山県農業会議会長から、同日開かれた「全国農業委員会会長大会」の決議に関する要請を受けました。山口那津男代表や石井啓一政務調査会長、石田祝稔農林水産部会長とともに出席しました。
席上、西川会長からは、東日本大震災に伴う農地被害に対し、全額国費による農地の復旧支援や、被災農家の営農再開に向け、震災前の借り入れに加えて新たな債務を抱える「二重ローン」問題への支援の重要性を強調。環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加撤回を強く要請するとともに、(1)農業者の意欲を引き出す施策充実(2)農業・農村の特性を生かした地域社会の再生(3)新規就農、新規参入等の担い手の確保―などの提言をいただき、意見を交わましした。
山口代表は、「今後の農業のあり方を見据え、(震災による)ピンチをチャンスに変えていけるよう、皆さまと心を合わせて頑張りたい」と述べました。