18日、北海道石狩市浜益区の海岸でNPO法人ウッドネット北海道(森武雄代表理事)の主催で地域住民とともに海岸漂着ごみの清掃活動を行いました。
これには環境保全に力を注ぐ公明党の草川昭三副代表(参院議員)と横山参院議員も参加し、地元議員や党員も協力して共に汗を流しました。
この日参加した70人は1時間ほどかけて作業し、浮具、ペットボトルなどを拾い集め、中には不法投棄とみられるタイヤなども見受けられました。
近年、日本の海岸に流れ着く「漂着ゴミ」による環境や景観の悪化、漁業や自然への影響等が、日本各地の海岸で大きな問題となっています。事態を重く見た環境省は、平成19年度から20年度にかけて「漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査」を実施しました。その結果、日本の多くの海岸に見られる漂着ゴミについて、その主な発生源は国内であること、また、私たちの生活ゴミが多くを占めていることが明らかになりました。
漂着ゴミを減らしていくためには、国民一人一人がゴミの発生源になっていることを認識し、ゴミをきちんと処分し、ゴミ自体を減らすことが重要です。と同時にすでに海へ流出し、海岸へ押し寄せた漂着ゴミについて、私たちの責任で処理をしていかなくてはなりません。
これ以上、自然豊かな北海道の海岸を汚さないよう、地道な活動を継続し、私どもの手で美しい海岸を取り戻したいと決意しております。