2月25日で開かれた衆院予算委員会の第7分科会で、電力源として今後も一定の需要見通しが見込まれている石炭について、「CO2(二酸化炭素)をできるだけ抑える技術開発に一層、力を入れるべき」と指摘致しました。
CO2削減で高い目標を掲げる鳩山政権は、廃棄物を出さないゼロエミッション石炭火力発電などの普及に取り組むべきですが、関連予算案を前年度比で27億円削減した矛盾を指摘しました。
近藤洋介経済産業大臣政務官は、同火力発電について、予算の組み替えなどで「実質的な研究開発については進める」と述
べました。
地球温暖化対策や日本の国際貢献という観点からも、クリーンコール(石炭の高度利用)技術の開発は極めて重要であります、米国オバマ政権では、10億ドル規模の投資を決定しました。
地球環境対策の切り札として注目されているクリーンコール技術の促進を今後もしっかりと訴えて参りたいと思います。