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障がい児本位の設備を/老朽化対策など急務/道立療育センターを視察/北海道旭 川市

2014年02月03日

2014.1.15
障がい児に安心の療育環境を――。
14日、築後33年が経過し老朽化が進む北海道旭川市の道立旭川肢体不自由児総合療育センターを、北海道議会の吉井透議員、旭川市会議員の皆さまとともに視察しました。
同センターは、脳性まひや先天性の疾患、筋ジストロフィーなどによる肢体不自由児や、運動発達が遅れている子どもなどの診療や療育などを行う施設です。一般病床60床のほか、保護者が子どもと一緒に入院して医療ケアの指導を受けることができる病床を20床備えています。また、整形外科、小児科、歯科の外来診療も行っており、2012年度は延べ2万1388人が来院しました。
私たちは、同センターの岡隆治院長の案内でトイレや浴室、日常生活の動作訓練をする部屋などを視察。この中で岡院長は「施設の設計が古い現状では、十分な対応ができない環境となっている」として、トイレのスペースが狭いことや、浴槽が深く重度の障がいのある子どもの入浴介助に対応していない点などを挙げました。
さらに、岡院長は「水道管の老朽化によって、さびによる赤水が出たり、浴室の温水が出ないことが多々ある」と話し、水回り設備の抜本的な改善の必要性を強調しました。
今後、市や道とも連携し、早急に老朽化対策に取り組んでまいります。
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